目次
対話へのいざない
これはサービスではありません。これは精神的な事柄についての対話への呼びかけです。
実施方法も内容も決まったカタチはありません。参加者の状況、まわりの環境、様々な要因から決まっていきます。たったひとつの条件は「精神科学に関する事柄」についての対話である、ということだけです。
実施要項
参加条件 | 対話を意思していること |
---|---|
日時 | 要相談 |
内容 | 要相談 |
方法 | 動画通話 or 対面 ※1 |
申込方法 | 直接連絡 or お問合せフォーム |
※1 動画通話は、Zoomを使用いたします。
たとえばこんな内容?
● フリートーク
● テーマを決めて対話
● 精神科学な書物の読書会
● お茶会
● etc・・・
ざっと思いつくのはこんなところです。お一人でも複数名でも大丈夫です。
対話の目的
この「精神科学な対話」の目的は次のようなものです。
● 人生を理解する能力を身につけること
● 人生を健全に判断する能力を修練すること
● 霊性の認識に立脚した人生観・世界観を身につけること
対話のメリット
● ひとりで考えるよりも、思考や視点が柔軟になりやすい
● 多角的な視点で認識する機会になる
● お互いの思考がより深まる
一般的に考えて、対話の良いところは上記のようなものだと思います。
精神科学について
精神科学とは何か?
科学とは、ある対象の観察・実験を通して客観的な法則を明らかにする知識の体系です。
一般的に科学と言われているものは、自然を対象としたものなので、自然科学と呼ばれています。例えば、物理学・化学・天文学・生物学などです。
一方、人間本性に関すること、物理的な知覚によっては認識できないもの、人生の根本法則を明らかにするもの、それが「精神科学」と呼ばれるものです。こうした精神についての法則は古今東西の宗教や哲学を通して開示されてきました。
● 自然科学 = 自然を対象として、自然界の法則を明らかにするもの
● 精神科学 = 精神を対象として、精神界の法則を明らかにするもの
自然科学は人類のすばらしい営みのひとつですが、感覚に明らかなものが本質的であると考えてしまうと、存在するものは物質のみであるという唯物論(=誤謬)に陥ってしまいます。そうなると、人間の意識も脳の働きのみに還元されると考えたり、感情や理念も実体のあるものではなく神経伝達物質の引き起こす現象でしかないと考えてしまったりします。
しかし、精神科学はそのような考えをとりません。
超感覚的な世界や存在を前提として、感覚的な知覚を越えた対象を経験し、学び、研究し、体系化されたものが精神科学です。
そこには人間精神に関する法則があります。人生の根本法則があります。人生を理解する法則があります。私たちの存在の源泉に導いてくれる道があります。それは何らかの哲学や宗教に偏るものではなく、あらゆる精神活動の根底にある普遍的な法則です。
「精神科学」に関するルドルフ・シュタイナーの言葉
ここでは精神科学についての理解を深めるために、人智学を開示したルドルフ・シュタイナーの言葉をいくつか引用したいと思います。
現代に必要なのは、人生の真の源泉に導いてくれるような人生観である。そして、そのような人生観こそまさに精神科学なのである。
精神科学の教えは人生に関する真の法則なのである。
人生は、もう一つの世界への洞察をとおして価値と意味を得る。そのような洞察によって、人間は現実生活に疎遠にはならない。そのような洞察をとおして初めて、人間はこの人生のなかに確実にしっかりと立つことを学ぶからである。
超感覚的なものから目を背けたり、否定したりするなら、それは人生の虚弱、心魂の死を意味する。(中略)人生に強さと確かさを与えるのが、精神科学的な認識の美しい果実である。
精神科学の理念を体得するとは、社会的活動のための能力を高めることを意味する。
人智学的精神態度(精神科学の世界観)に立つことによって、人間は自分が決して偶然にある場所、ある時代に生まれたのではなく、精神(霊)的な因果法則であるカルマによって必然的に、自分が現在いる場所に配置されたということが理解できるのである。
個人的に関わってきた精神科学に関連する分野
私自身が関心をもって学んできた精神科学に関連する分野です。どの分野も浅学未熟ではありますが、対話のテーマをイメージしていただくために記しておきます。
● キリスト教
● ヒンドゥー教
● チベット仏教
● 日本仏教
● 上座仏教
● 神智学
● 人智学
● 秘教
● ニューエイジ
● スピリチュアル
● 心理学
● 西洋哲学
● 東洋哲学
● 占星学
● アニミズム
また、精神科学の認識や成果を社会活動に浸透する側面においての対話ももちろん大歓迎です。例えば次のような分野が思いつきます。
● 教育
● 経済
● 音楽
● 芸術
● 農業
● 衣食住