【個人事業向け】４つの超基本的なWeb施策のまとめ

Webマーケティングの最初の一歩を踏み出したい方へ

この記事を読む必要のない人

これは次のような方に向けた記事です。

これは、起業したばかりの個人事業主の方や、Web初心者なのに中小企業のWeb担当になった方などに向けて、Web施策の最初の一歩を説明する記事です。

いまやWebマーケティングはBtoBでもBtoCでも重要な施策となっています。例えば、BtoB市場において、購買の意思決定において31％がWebサイトを参考にし、54％がWebサイトを重要視しているという調査結果もあります。しかもこの調査は2013年のものですから、おそらく2019年現在ではこの割合がより多くなっていることが考えられます。

上記の調査からわかることは、顧客は実際に商品を購入する前に、購入を検討する商品を時間をかけて情報を集め、調べ、比較し、検討しているということです。これは、私たち自身の行動を振り返っても実感できると思います。SNSやサイトで情報をあつめ、口コミや評価を確認し、購入するかどうかの参考にしていると思います。

という、Webマーケティングって大切ですよね、という話です。

Webマーケティングの最初の一歩となる４つのアクション

ここでご紹介するのは、文字通り「超基本」のWeb施策です。

もう一度言います。

ここでご紹介するのは、めっちゃ基本のWeb施策です。

念のためもう一度言います。

めちゃめちゃ基本中の基本の施策です。

では、各項目について簡単に説明していきます。

超基本の４つのWeb施策

１. 独自ドメインのWebサイトを作成する

これは言わずもがな、説明不要なぐらい必要です。

名刺ぐらい必要です。

平成25年度の総務省の調査でも実に84％の企業が自社のWebサイトをもっているという結果が出ています。BtoBで、Webからの新規案件獲得を求めていない企業であってもWebサイトはもっています。

個人事業主・フリーランスの方であってもWebサイトは必要です。理由は大きく２つあります。

Webサイトは、あなたのために24時間働いてくれる営業マンです。あなたが眠っている間にもあなたの商品をプロモーションし続けてくれます。

また、Webサイトであなた自身や商品・サービスについて紹介し、見込み顧客のためになるコンテンツを充実させることを通して、商品・サービスやあなた自身のUSPや強みを効果的にアピールすることができます。

もちろんWebサイトの中身が大切なのですが、とにもかくにも、Webサイトがないことには始まりませんから、まずはWebサイトを作成することが重要です。

ただし、Webサイトを作成するときの条件が１つだけあります。それは「独自ドメイン」で作成する、ということです。ドメインとは◯◯.comや△△.jpなどのインターネット上の住所のことです。

無料のwebサイト作成サービスや無料ブログサービスでは、ほとんどの場合、独自ドメインが使えません。また、無料サービスには広告が入ることが多く、ビジネスで使うには適していません。もちろん、サブのサイトとして活用する方法もあるとは思いますが、メインのサイトとして活用することは避けたほうが良いでしょう。

また、作成方法としては、WordPressというCMSがオススメです。2019年現在、全世界のWebサイトの31％がWordPressで作成されており、CMSにおいては実に60%のシェアを誇ります。そのため、WordPressについての情報やサービスは充実しており、WordPressで自作したサイトを専門業者にデザインしなおしてもらうということも容易です。

２. Googleマイビジネスを作成する

Googleマイビジネスとは、自社や店舗の情報をGoogle検索やGoogleマップに無料で掲載できるサービスです。次の画像の赤色枠の部分です。

 

 

所在地、連絡先、Webサイトへのリンク、営業時間などはもちろん、口コミ、投稿機能、商品紹介、アクセス解析機能なども、すべて無料で活用できます。店舗を構えている場合は、必ず登録しておきましょう。店舗がない場合も商品提供地域を指定することができるので登録しておきましょう。

もしすでにGoogleによって自社や店舗が表示されているのに、オーナー権限を登録していない場合は、オーナー権限を乗っ取られてしまう可能性もありますから、早急にオーナー権限を登録しておく必要があります。

オーナー権限を登録したら、次はMEO対策を施しましょう。

MEO対策とは、Googleマイビジネスの掲載情報を最適化して、Googleマップなどで上位表示を狙うために行う施策です。詳細は別の記事で解説したいと思います。

３. リスティング広告の導入を検討する

リスティング広告とは「検索連動型広告」と言われ、検索キーワードに応じて、検索結果の上部に表示される広告です。

リスティング広告で有名なのは、Google AdWordsやYahoo!プロモーション広告です。

クリック課金制で、費用の上限を設定できるので、予算内での運用が可能です。審査を通過すれば、すぐに運用し始めることができます。

少ない予算でも、地域とキーワードを限定して運用することで、表示される検索数が限定されるため検索した方々のほとんどの目につくような運用も可能です。逆に少ない予算でビックキーワードで広告表示させてもすぐに予算が頭打ちになります。

このあたりのメリットとデメリットを踏まえて、リスティング広告があなた自身のビジネスに必要かどうかを検討しましょう。

４. SNSを活用するかどうかを検討する

Facebook、Twitter、Instagram、LINE、TikTok、tumblrなど、様々なSNSがあります。大企業から個人事業主まで、WebマーケティングにおいてSNSは大活躍しています。

SNSの有料広告に出稿したり、企業アカウントを開設してブランド力を高めたり、顧客とのコミュニケーションに活かしたり、活用の仕方は多様です。

活用方法が多様であるがゆえに、何のために、どのように活用するのかを明確にした上で導入しなければ、ただの更新されない幽霊アカウントの仲間入りし、結果として顧客の信用信頼を下げてしまう、という嬉しくない結果にもつながります。

ここは導入する前にしっかりと戦略や戦術を練っておきましょう。そういう意味で「活用するかどうかを検討する」ことが大切ということです。

超基本の４つのWeb施策まとめ

いかがでしょうか。

超・超・基本のWeb施策について解説してみました。

少しでも参考になったなら幸いです。